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Fracture

骨折

骨折

愛犬愛猫が、足を引きずっている、足を挙げている、足が変な方向を向いている、などの症状があれば骨折の疑いがあります。
この病気の主な原因は、飼い主様が誤って踏んでしまったり、高所からの落下などが多く上げられます。
中には内臓疾患に移行してしまう危険性の高い骨折もありますので詳しく説明します。

症状
骨折とは、骨や軟骨が折れたりひびが入る状態を指し、骨折部位の周囲組織に種々の程度の損傷を与え、運動機能の障害を生じさせます。
骨折の症状は骨折の種類や部位によって異なりますが、共通してみられる症状は、骨折部位の痛みや圧痛外貌の変形や腫脹関節の可動異常機能障害です。

衝撃を受けた部位が前肢や後肢であれば、患肢を挙げるもしくは引きずるなどの歩行異常を表します。
骨折部位は、粉砕した小さな骨片や鋭利な骨折縁により周囲の筋肉や組織に傷害を与え出血炎症を引き起こします。
このため、骨折部位は大きく腫れ、強い痛みを示します。

骨折した動物は、強い痛みや精神的ショックのために気性が荒くなる傾向があるため、飼い主であっても触ろうとすると噛みつくなど攻撃される危険性があります。
骨折している愛犬愛猫と接する場合は、注意しましょう。

手術前

手術後

診断方法
骨折の診断は、X線検査にて行われます
正確なX線撮影は、正確な診断と骨折の整復方法を選択するために必要です。
激しい痛みにより動物が診察に協力的ではない場合は、鎮静薬を使用して不動化させてから検査を行うケースもあります。

また、骨折の原因は事故が多いことから、他の臓器が損傷を受け全身状態が悪い場合は、状態が落ち着くまで検査を延期することも検討します。

治療方法
治療で第一に優先されることは、患者の生命保護です。
事故により骨折した場合は、他の臓器が損傷している可能性があるため、全身の状態を安定させることが優先されます。
状態が安定している場合は、できるだけ早期に骨折の整復と固定を開始することを推奨します。

骨折の整復および固定方法は、麻酔をかけて行う手術と手術をせずに固定装具を装着する方法があります。
骨折の種類や部位によって適する方法が異なるため、それぞれに最適な方法が選択されます。
 
骨折の治療目的は早期の歩行と機能回復であるため、早期に治療開始することが重要です
治療が遅れると、患部の整復が難しくなり異常な状態で骨が固定されてしまうため、骨折の疑いがある場合は早めに動物病院を受診しましょう。

飼い主が気をつけるべき点
骨折の一番多くの原因は、自動車事故あるいは車両によって引き起こされています。

このため、家内と外を自由に行き来する生活をしている猫は、交通事故に遭う確率が高くなるため注意しましょう。
また、骨折が事故によるものである場合は、損傷を受けている部位は骨だけでなく他の臓器も損傷を受けている可能性があります。
一見、大丈夫そうに見えても体の内部にはダメージがある場合もあるので、動物病院を受診し全身状態の確認をすることをおすすめします。

その他、腫瘍や感染など骨の病気によって骨が脆くなる「病的骨折」があり、骨折の背景には他の疾患が要因となっている可能性もあります。
愛犬愛猫に骨折を疑う症状がみられたら、なるべく早く動物病院を受診してください。

参考図書
小動物の整形外科・骨折治療ハンドブック 第4版 ;interzoo

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骨盤骨折

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右橈尺骨遠位端骨折

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ワイヤニング固定

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骨折部

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ピンニング

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